マイナンバーカードをスマホで申請する方法
本日、自粛の4連休ということで家にいる時間を活かし、長い間やらねば・・・と思っていたマイナンバーカードの申請を行いました。
まずは調べるところからで、重い腰を上げるのが大変でしたが、やってみると思ったより簡単で、あっという間でした。(4人分で26分)
マイナポイント事業も考えると、今申請しない手はありません。
マイナンバーカード申請するメリットと、スマホで申請する方法について、説明したいと思います。
マイナンバーカードを申請するメリット
そもそもマイナンバーカードを申請した理由ですが、以下3点のメリットがあります。1つずつ、解説していきます。
上限5000円の還元(家族4人で2万円)を受けられる
現状では、マイナンバーカードを申請する最大のメリットがこちらです。
今年度の総務省の事業として、マイナポイント事業を予算化しており、2020年9月~2021年3月まで、2万円の対象キャッシュレス決済の紐づけと利用(チャージも選択可)で、1人につき5000円のポイントバックを受けられます。家族4人なら2万円です。もちろんポイントバックを受けるための登録料などの費用は発生しません。
総務省の事業ですので、財源は皆さんの税金です。新型コロナの影響で収入減など家計に苦しまれている方もいらっしゃると思いますが、回収し忘れないように、必ず活用しましょう。
ちなみに、15歳未満の子供の申請分は親名義のキャッシュレス決済に紐づけられますが、1決済サービスにつき1つのマインナンバーとしか紐づけられないようですので、家族分申請を行うには複数の決済方法をあらかじめ用意しておく必要があります。
私は楽天経済圏に生きていますが、我が家は私の楽天カード、嫁のクレジットカードの他、コンビニやドラッグストアで日常的に利用している楽天Edyなどの決済も活用しようと思っています。
マイナポイント事業:https://mynumbercard.point.soumu.go.jp/
コンビニで住民票の写しを取得できる
これは活用の場面こそ限られるものの、いざという時に便利です。コンビニで住民票が取得できるかは自治体にもよるようですが、調べると私の住んでいる自治体も対応しているようです。
最近だと、子供の銀行口座・証券口座の開設、UQモバイルへのMNP(現在は楽天モバイルですが)など、なんだかんだで住民票が必要な場面がありました。MNPの本人確認書類は運転免許証でもよいのですが、引っ越したばかりで住所変更前でしたので、いちいち市役所の支所まで発行しに行った記憶があります。
今住んでいる家はすぐ近くにコンビニがあり、もちろん24時間営業のため、仕事しながらでも夜の帰り道で取得でき、休暇取得が不要になることはメリットと言えそうです。
身分証になる
こちらも、人によっては地味に活用できるメリットかなと思います。
私の嫁は運転免許証を持っておらず、便利になりそうです。以前パスポートの期限が切れていて再申請する際に、マイナンバーカードか運転免許証があれば本人確認書類が1つでよいのですが、運転免許証がないがために複数の書類の準備に苦労していました。
本人確認の場面で、運転免許証をお持ちでない方は、メリットになるかと思います。
また、確定申告もにも活用できるようです。
私は今のところ毎年確定申告をしていませんので不要なのですが、今後、投資や住宅の購入などでe-Taxを活用する場面が出てくれば、便利になるのかもしれません。
マイナンバーカードをスマホで申請する方法
本日、「写真撮影大会だ!」と言って子供たちも集め、家族4人分を一気に申請しましたが、申請にかかった時間はトータルで26分でした。
実際にやってみた手順は、以下の通りです。
- 個人番号カード交付申請書を探し出す
- スマホで個人番号カードのQRコードを読み込む
- メールアドレスを登録
- 登録したメールアドレスに届いたURLにアクセス
- 専用サイト上で顔写真を撮影、アップロード
- 専用サイト誕生日等の登録
上記のうち、2~6は繰り返しの手間(4人分のため)がありましたが、サイトに従うことでやり方は迷わず、時間も取らずに進めることができました。
申請する上での最大の難関は、「1.個人番号カード交付申請書を探し出す」ではないでしょうか。
数年前に個人番号通知カードと自治体から一緒に送られてきているはずですが、活躍の出番がなかったために、我が家でもなかなか見つからず・・何とかあってよかったです。「とりあえず、よくわからんけど大事そうな書類をぶち込むボックス」に入っていました。こういう箱を作っておいて良かった・・・
紛失した場合について公式サイトで調べましたが、
「市区町村の窓口で新しく発行された交付申請書、又は「手書き交付申請書」を使用して申請してください。」
とのことで、スマホ申請ができなくなるか、わざわざ窓口まで行くか、どちらにしろ手間が増えそうです。
マイナンバーカード公式サイトのQ&A https://www.kojinbango-card.go.jp/faq/
全員やるべきだと思います
結論としては、全員やるべきだと思います。
マイナンバーの運用については賛否あるかもしれませんが、間違いなく政府は運用を推進する方向に政策の舵を切り、止めることは難しいはずです。
税金を財源としたポイントバック施策が打たれますので、納税者、国民として、取りっぱぐれのないように申請し、マイナポイント施策を利用すべきです。
何年も前から、デンマークなどの国では電子政府化が進んでいます。
新型コロナの影響で、日本でもテレワークや脱印鑑文化なども少しずつ進みつつありますが、まだまだだと思っています。
マイナンバーが税収の管理だけでなく、行政の効率化や、より良い住民サービスの提供に活用されることも、期待していきたいと思います。